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【保存版】うさぎを初めて飼うあなたへ贈る教科書 – まるまるハウスが徹底解説!お世話の基本から仲良くなる秘訣まで

「ふわふわの毛並み、愛くるしい瞳…うさぎとの生活ってどんな感じなんだろう?」

そう思って、この記事にたどり着いたあなたは、きっとうさぎとの新しい生活に胸を躍らせているのではないでしょうか??

でも、生き物を飼うって不安に思うこともありますよね。

「何を準備したらいいのかな」

「うさぎは寂しくて死んじゃうって本当?」

「うさぎって懐いてくれるのかな」

「うさぎって気になるにおいはある?」

と考えてしまい、なかなか購入の踏ん切りがつかない…ということもあるのではないでしょうか?

私たちまるまるハウスはたくさんのうさぎをお預かりし、その愛らしい魅力に触れています。

その経験から、うさぎを初めてお迎えする方が安心して、そして楽しくうさぎとの生活をスタートできるよう、愛情を込めてこの「教科書」を作成しました。

この記事では、うさぎの基本的な飼い方から、飼育する上で気をつけること、そしてうさぎと仲良くなるための秘訣まで、まるまるハウスが徹底的に解説します。

はるか先生

この記事を読めば、あなたも立派なうさぎオーナーに!
ぜひ、あなたの「うさぎライフ」の第一歩にお役立てください。

目次

うさぎさんをお迎えする前に知っておきたいこと

愛らしくてかわいいうさぎですが、毎日のお世話が必須になります。
お迎えする前に、うさぎの特性を理解し、責任を持って終生飼育できるか、ご家庭でよく話し合いましょう。

基本的なうさぎの情報は以下の通りです。

寿命: 平均5年~10年ほど。長い子では10年以上生きることもあります。

性格: 個体差が大きいですが、一般的には臆病で警戒心が強い一方、慣れると甘えん坊な一面も見せてくれます。感情表現も豊かです。

費用: 初期費用(うさぎ本体、飼育用品)に加え、毎月の食費、消耗品費、そして病気やケガをした際の医療費も考慮しておきましょう。

お散歩担当ゆうき

寿命に随分と開きがあるね。

はるか先生

そうだね。臆病な生き物だから、環境に左右される部分があると思うよ!

皆さんが気になるのは、やはり「寿命」という部分ではないでしょうか?

スタッフが飼っていたうさぎも、7年目あたりから体調を崩しがちになりました。

うさぎとのお付き合いを少しでも長くしたいなら、5年目を超えたあたりから定期的に検診に行くことをおすすめします。

病気の早期発見が、長生きの秘訣です。

これだけは揃えたい!うさぎの飼育に必要な基本グッズ

うさぎをお迎えする前に、安心して過ごせる環境を整えることが大切です

必要なグッズをまとめてみましたのでチェックしてみましょう!

ケージ

うさぎが足を伸ばして寝転がれる十分な広さが必要です。

床材は、足に優しいすのこタイプやプラスチック製を選びましょう。金網タイプの場合は、足を引っかけて怪我をしてしまうことがあるので、マットを敷くなど工夫が必要です。

はるか先生

【まるまるハウスのワンポイントアドバイス】
お迎え初日は、うさぎさんも新しい環境に緊張しています。ケージに布をかけて少し暗くしてあげると落ち着きやすいです!

給水ボトル

お皿にお水を入れるよりも給水ボトルの方が衛生的です。

基本的には、毎日給水ボトルのお水は変えてあげるようにして、新鮮なお水を飲んでもらいましょう。

お散歩担当ゆうき

【まるまるハウスのワンポイントアドバイス】
ケージの横に設置するタイプのボトルであれば水の交換も容易なのでおすすめです!

エサ入れ(フード入れ・牧草入れ)

安定感があり、ひっくり返しにくい陶器製などが良いです。牧草はたっぷり食べられるように、専用の牧草フィーダーを用意すると便利です。

はるか先生

【まるまるハウスのワンポイントアドバイス】
エサ入れをひっくり返すうさぎさんがとっても多いです。
固定できるタイプか、重量があり安定感のあるものがおすすめです!

トイレ

うさぎは比較的トイレを覚えやすい動物です。ケージの隅に設置し、ペットシーツやうさぎ用のトイレ砂を敷きましょう。

お散歩担当ゆうき

【まるまるハウスのワンポイントアドバイス】
給水器と同じで、毎日交換、お手入れが必要になります。
交換が容易なものを選んでおきましょう!

牧草(チモシー)

牧草(チモシー)はイネ科で、うさぎの主食です。常に新鮮なものが食べられるように、たっぷりと用意しましょう。

また、牧草(チモシー)には歯の健康維持や消化を助ける大切な役割があります。主食だからこそ、品質にはこだわったものを選びましょう。

牧草(チモシー)には、刈り時期によって硬さや栄養価に違いがあります。

・一番刈り(栄養価が高く、硬い草が多い)

・二番刈り(一番刈りの後に刈り取られたもので、栄養価が比較的に高く、一番刈りよりも柔らかい)

・三番刈り(二番刈りの後に刈り取られたもので、栄養価は低いが柔らかい)

また、圧縮方法によっても違いがあります。

・シングルプレス(畑でまとめて圧縮されたもので、茎が長く残るのが特徴)

・ダブルプレス(シングルプレスをさらに圧縮させたもので、固いものが苦手なうさぎによく選ばれる)】

その他にも【オーツヘイ、イタリアンライグラス、ウィートヘイ、牧草代用ペレット】などがあります。

アルファルファは、マメ科の代表的な牧草で高たんぱく、低繊維です。うさぎは好んで食べる傾向がありますが、チモシーではありません。カルシウムや栄養価が高いので与えすぎには注意が必要です。主食にするのではなく、補助食としてチモシーと混ぜて与えるようにしましょう。

ペレット(ラビットフード)

よく間違われますが、ペレットは主食ではなく、牧草だけでは不足しがちな栄養を補うためのフードです。年齢や体調に合ったものを選びましょう。

はるか先生

【まるまるハウスのワンポイントアドバイス】
多くのうさぎさんはこのペレットが大好きです。よく食べるからといって与えすぎると、肥満の原因になるので気をつけて!

キャリーバッグ

キャリーバッグは日常生活では必要なタイミングがあまりありませんが、動物病院へ行く際やお出かけの際に必要です。

うさぎが安心できる、通気性の良いものを選びましょう。

お散歩担当ゆうき

【まるまるハウスのワンポイントアドバイス】
体の大きさに対してあまりに大きすぎるキャリーケースはおすすめしません。かえって不安にさせてしまって、中で暴れてしまうことがあります。
少し狭いかな?ぐらいがちょうどいいです!

かじり木

うさぎは歯が伸び続ける動物なのでかじり木で歯の伸びすぎを防ぎましょう。

かじり木をカリカリとすることでストレス解消にも役立ちます。

隠れ家・ハウス

臆病なうさぎが安心して隠れたり休んだりできる場所を用意してあげると良いでしょう。

もともと野生にいるうさぎは巣穴を作って生活しています。そんな特性を踏まえたハウスを用意することで、うさぎさんの快適な空間を作ってあげてください。

はるか先生

【まるまるハウスのワンポイントアドバイス】
臆病な子は出てこなくなっちゃうんじゃないの?と思うかもしれませんが、そういう子ほど安心できる空間があったほうが人慣れが早い傾向があります!
もし飼っている子が臆病な子だったら試してみて!

毎日の基本のお世話 これであなたも「うさぎマスター」!

お散歩担当ゆうき

よし!環境は準備できた!
さっそく、うさぎさんをお迎えしよう!!!

はるか先生

焦らない焦らない!
お迎えする前に基本のお世話ポイントを知っておこうね!

簡単なうさぎの特徴を知り、環境の準備が整ったら、いよいようさぎさんのお世話についてです。

基本のお世話①~④にまとめましたので確認してみましょう。

食事の与え方

はるか先生

まずは、生きていくために必ず必要な食事について知っていこう!

どんな生き物にも共通で、食事は大切なお世話の一つです。

うさぎとの幸せな生活を少しでも長くするためにも、以下のポイントには気を配りましょう。

主食は牧草ペレットは適量新鮮な水野菜・果物
  • 主食は牧草
    牧草はうさぎの健康維持に不可欠です。「いつでも食べられる状態」にしておくのが基本です。
    特にチモシーは低カロリー高繊維で、歯の摩耗や腸の働きを活発にする効果があります。
    ペレットの方が好きなうさぎさんも多いため、ついペレットを多めにしがちですが、主食は牧草ということは忘れずに毎日なくならないように補充しましょう。
  • ペレットは適量を
    体重の1.5%~3%程度を目安に、朝晩2回に分けて与えましょう。パッケージの給与量を参考に、うさぎの年齢や活動量によって調整してください。おやつとして与えすぎないように注意が必要です。
  • 新鮮な水を常に
    給水ボトルは毎日洗い、新鮮な水に入れ替えましょう。水や湿気のある場所には、目に見えなくてもたくさんの雑菌がいます。
  • 野菜・果物
    与えても良い野菜や果物もありますが、種類や量には注意が必要です。水分が多いものは下痢の原因になることもあります。事前に与えても良いかを調べ、少量から試しましょう。
【うさぎには与えてはいけない食べ物があります】

チョコレート、ネギ類、アボカド、観葉植物など、人間には無害でもうさぎにとっては中毒を起こす危険な食べ物があります。誤って口にしないよう、飼育環境には十分注意しましょう。

住まい(ケージ)のお手入れ

うさぎが生活する空間は清潔に保つ必要があります。お手入れは、うさぎの寿命に直結しますので、毎日行うようにしましょう。

ポイントは以下の通りです。

トイレの掃除ケージ全体の掃除
  • トイレの掃除
    トイレの掃除は毎日行い、清潔を保ちましょう。トイレの衛生状態が悪いと、うさぎにストレスを与えるだけでなく、雑菌が繁殖して病気のリスクが跳ね上がります。一日1回、決まったタイミングでトイレ清掃をすることで習慣化することが大切です。トイレ外のうんちやおしっこで汚れた床材も部分的に取り替えたほうが良いでしょう。
  • ケージ全体の掃除
    週に1回程度は、ケージ全体を丸洗いしたり、熱湯消毒したりすると衛生的です。洗剤を使用する場合は、うさぎが舐めても安全なものを選びよくすすぎましょう。特にトイレが設置されていた場所付近はカビが発生していることがあるため、念入りに清掃すると良いです。

運動(部屋んぽ)

うさぎは本来、広い範囲を走り回る動物です。ケージの中だけでは運動不足になってしまうため、毎日時間を決めてケージの外に出して遊ばせてあげましょう。

以下のポイントを踏まえて部屋んぽを提供しましょう!

時間場所注意点
  • 時間
    一日1時間程度が目安です。1時間という時間が取れない場合は、別の時間に30分ずつ分散して運動してもらう方法でも良いです。
  • 場所
    うさぎにとって安全な場所を確保します。電気コードや食べてはいけないもの、誤飲しそうな小さなものなどは片付けておきましょう。
  • 注意点
    慣れないうちはケージの近くから始め、徐々に範囲を広げていきましょう。うさぎの行動範囲には危険がないか、常に目を配ってください。

部屋んぽ中にうんちやおしっこをしてしまうこともあります。電子機器や、服など、汚されて困るものは事前に片付けてから部屋んぽを行いましょう。

コミュニケーションとスキンシップ

うさぎは臆病な生き物ですが、毎日適切な関わり方をすることで飼い主さんを認識し、甘えてくれるようになります

うさぎとのコミュニケーションには以下のことに気をつけましょう。

優しく声をかける撫でる抱っこ
  • 優しく声をかける
    うさぎは音に敏感です。高い声や大きな音は避け、優しいトーンで名前を呼んであげましょう。
  • 撫でる
    最初は警戒するかもしれませんが、慣れてくると撫でられるのを好むようになります。まずは頭や背中を優しく撫でてあげましょう。お腹や足先は嫌がる子が多いです。
  • 抱っこ
    うさぎは捕食される動物なので、抱っこを嫌がる子が多いです。無理強いせず、少しずつ慣らしていくことが大切です。正しい抱っこの仕方を学び、うさぎに安心感を与えられるようにしましょう。
もっと仲良くなりたい!うさぎと心を通わせる秘訣

お世話に慣れてきたら、うさぎさんとの絆を深めていきましょう。以下の補足ポイントを参考にしてみてください。

  • うさぎの気持ちとしぐさ
    • 嬉しい・リラックス: 鼻をヒクヒクさせる、ゴロンと横になる、前歯をカチカチ鳴らす(軽く)、飼い主の周りをくるくる回る(喜びのダンス)。
    • 警戒・不満: 耳を立てて一点を凝視する、足ダンをする、低い声で「ブゥブゥ」と鳴く。
  • おやつはコミュニケーションツールとして
    • 手から直接おやつを与えることで、信頼関係を築く助けになります。ただし、与えすぎは禁物です。うさぎ用のおやつを選び、少量にしましょう。
  • 一緒に遊ぶ時間を作る
    • おもちゃで遊んだり、部屋んぽ中に優しく撫でたりすることで、コミュニケーションが深まります。

【重要】うさぎを飼う上で特に気をつけること

お散歩担当ゆうき

うさぎのことが分かってきたぞ!
他に何か気をつけなくちゃいけないことはある?

はるか先生

やっぱり体調管理が大切だよ。日々のお世話を通して、変化に気づくことがうさぎさんの命を守ることにつながるよ。

うさぎは体調の変化を隠そうとする習性があるため、日頃からの観察が非常に重要です。

以下に特に注意すべき点と主な症例をまとめました。

健康管理 – 日々のチェックポイント

これらの変化に気づいたら、早めにうさぎを診てくれる動物病院に相談しましょう。

  • 食欲はあるか?
  • うんちの状態はどうか?(いつもと同じ大きさ、形、硬さか?下痢や軟便はないか?)
  • おしっこの色や量はいつも通りか?(血尿はないか?)
  • 元気はあるか?(ぐったりしていないか、いつもと違う行動はないか?)
  • 目ヤニや鼻水は出ていないか?
  • 毛並みはどうか?(脱毛している箇所はないか?)
  • 呼吸は苦しそうではないか?

さらに、うさぎがかかりやすい病気についても簡単に知っておきましょう。

  • 不正咬合(ふせいこうごう)
    歯が伸びすぎて噛み合わせが悪くなる病気です。食欲不振やよだれなどの症状が見られます。牧草をしっかり食べさせることが予防に繋がります。
  • 毛球症(もうきゅうしょう)
    グルーミングで飲み込んだ毛が消化管内で固まってしまう病気。食欲不振や便秘を引き起こします。こまめなブラッシングと牧草をたくさん食べさせることが予防になります。
  • ソアホック
    足の裏の毛が薄くなり、炎症や潰瘍ができてしまう病気。硬い床材や不衛生な環境が原因となることがあります。
  • 消化器系のトラブル
    下痢や便秘、食滞(うっ滞)など。ストレスや食事内容が原因となることが多いです。
  • 熱中症・低体温症
    うさぎは暑さにも寒さにも弱いため、温度管理が非常に重要です。

【まるまるハウスの豆知識】
うさぎは痛みや不快感を我慢してしまうことが多い動物です。「いつもと何か違う」と感じたら、自己判断せずに専門家のアドバイスを求めることが大切です。

温度管理の徹底

うさぎにとって快適な温度は18℃~25℃前後、湿度は40%~60%程度と言われています。

夏場の対策

エアコンでの温度管理はもちろん、ケージを直射日光の当たらない涼しい場所に置く、凍らせたペットボトルをタオルで巻いてケージのそばに置く、アルミプレートや大理石プレートを設置するなどの工夫をしましょう。

冬場の対策

エアコンやペット用ヒーターで保温します。ケージを毛布で覆ったり、暖かい寝床を用意したりするのも効果的です。ただし、ヒーターのコードをかじられないように注意が必要です。

ストレスサインを見逃さない

うさぎはストレスを感じやすい動物です。以下のようなサインが見られたら、原因を探り、改善してあげましょう。

  • ケージの隅でじっとうずくまっている
  • 食欲がない
  • 攻撃的になる
  • 過剰に毛づくろいをする
  • 足ダン(スタンピング)を繰り返す
  • ケージを執拗にかじる

ストレスの原因となる可能性のあること
大きな音、環境の変化、不規則な生活、飼い主の構いすぎ、放置、他のペットとの相性などが考えられます。

まとめ – うさぎとの素晴らしい毎日を

うさぎは、私たちにたくさんの癒やしと喜びを与えてくれる素晴らしい家族です。

正しい知識を持ち、愛情を込めてお世話をすれば、きっとかけがえのないパートナーになってくれます。

今回の記事が、あなたとうさぎさんの幸せな生活のスタートラインとなり、そして長く続く素晴らしい関係の一助となれば、私たちまるまるハウスにとって、これ以上の喜びはありません。

うさぎとの生活は、驚きと発見の連続です。焦らず、うさぎさんのペースを大切に、たくさんの愛情を注いであげてくださいね。

まるまるハウスは、あなたとうさぎの素敵な毎日を心から応援しています!


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この記事を書いた人

お散歩担当ゆうきのアバター お散歩担当ゆうき まるまるぶろぐ管理人

ペットホテルまるまるハウスのお散歩担当。福祉の仕事の傍ら100匹以上の犬、猫、小動物、爬虫類のお世話をしている。

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