
最近ハムスターをまるまるハウスに預けてくれる人が増えてるね!



かわいいし、飼育がしやすいこともあって人気だね。まるまるハウスにも看板ハムがいるね。



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…(ひまわりまだかな)
ペットとして人気の高いハムスターですが、いざ飼おうと思うと種類の多さに驚くかもしれません。
大きなゴールデンハムスター、定番人気のジャンガリアンハムスター、そして少しマニアック?なキャンベルハムスターやロボロフスキーハムスターなど、それぞれ見た目も大きさも個性も様々です。
初心者の方が「どの種類を選べばいいの?」と悩むのは当然です。実は、ハムスターは種類によって性格や飼い方のポイント、そして寿命も大きく異なります。
「可愛い!」という見た目だけで選んでしまうと、「こんなはずじゃなかった…」とお互いにとって残念な結果になることも。
この記事では、ハムスター初心者の方にも分かりやすく、代表的なハムスターの種類(ゴールデンハムスター、ジャンガリアンハムスター、キャンベルハムスター、ロボロフスキーハムスター)について、それぞれの性格、飼い方(ケージ選びや食事、掃除など)、寿命を徹底比較します!
記事を読めば、あなたのライフスタイルや性格にぴったりの、最高のパートナーを見つけられます。
見た目だけじゃない、奥深いハムスターの世界を覗いてみましょう!
ハムスターの寿命について|犬や猫より短い命
ハムスターを家族として迎えるならどれくらい一緒にいられるのか、つまり寿命について知っておくことはとても大切です。
ハムスターの平均寿命は、一般的に約2年~3年と言われています。これは犬や猫に比べると短い期間ですが、その短い一生を大切に、愛情を込めてお世話してあげたいですね。
ハムスターの寿命は、種類によっても若干異なります。
- ゴールデンハムスター: 約2年~3年
- ジャンガリアンハムスター: 約2年~2.5年
- キャンベルハムスター: 約1.5年~2.5年
- ロボロフスキーハムスター: 約2年~3.5年 (比較的長寿な傾向も)



まるまるハウスを卒業していったハムたちも、だいたい2年超えたくらいから病気がちになって、卒業していったよ。
ハムスター種類別の性格と飼い方|初心者向けは?
代表的なハムスターの種類別に、性格や飼い方のポイントを見ていきましょう。初心者の方におすすめ度も記載しますが、あくまで一般的な傾向です。
ゴールデンハムスター:穏やかで触れ合い向き?


- 性格・特徴:
体が大きく(約13~18cm)、おっとりしていて人懐っこい子が多い傾向です。
触れ合いを楽しみたい初心者の方に向いています。
毛色や毛の長さも様々で、ノーマルカラー(茶・白)とキンクマハムスターが代表的です。
縄張り意識が非常に強いため、かなり激しい喧嘩をして、流血してしまうことも…必ず単独飼育(1つのケージに1匹)を守りましょう。 - 平均寿命: 約2年~3年
- 飼い方・お世話のポイント
- ケージ: 体が大きいので広さが必要です(最低でも幅60cm×奥行き45cm~)。床面積重視。回し車も大きめ(直径21cm~)が良いです。
- 食事: ペレットが主食。野菜、果物、動物性たんぱく質をバランス良く与えましょう。
- 掃除: 排泄物多め。こまめな掃除が必要です。
- 触れ合い: 比較的慣れやすいですが焦らずゆっくりを意識しましょう。
- 初心者へのおすすめ度:
- 理由:体が大きく扱いやすい面もあり、性格も穏やかな傾向があるため安心感があります。まるまるハウスの経験上、メスの子よりもオスの子のほうがおっとりしている傾向があるように見えました。
- 注意点:広いケージ、相応の食事量・排泄物、ハムスター同士の接触はおすすめしません。


ジャンガリアンハムスター:小さくて活発な人気者!


- 性格・特徴: 体が小さく(約7~12cm)、好奇心旺盛で活発な子が多いです。毛色も豊富(ノーマル、ブルーサファイア、パールホワイト、プディング等)で個性的。個体差が大きく、臆病な子もいるので単独の飼育を推奨します。
- 平均寿命: 約2年~2.5年
- 飼い方・お世話のポイント
- ケージ: ゴールデンハムスターより小さくても良いですが、運動スペースは必要です(最低でも幅40cm×奥行き30cm~)。回し車(直径15cm~17cm)は運動のため必須。脱走対策も重要です。
- 食事: ペレットが主食。ゴールデンハムスターより少量で肥満に注意しましょう。食べ過ぎると本当にまんまるになります。そして病気がちに…気をつけましょう。
- 掃除: 体は小さいですが、巣箱などに溜め込むことも。こまめなチェックと掃除が必要です。
- 触れ合い: 個体差によりますが、ゴールデンハムスターの臆病な子よりも慣れやすく、手乗りも手からの餌やりもハードルが低めです。
- 初心者へのおすすめ度:
- 理由:小さくて可愛らしい。飼育スペースも比較的取らないです。
- 注意点:個体差が大きい、素早い動きへの対応(脱走注意)、温度変化に敏感、肥満は要注意です。
キャンベルハムスター:ジャンガリアンに似てるけど…?個性派ハムスター


- 性格・特徴: 見た目はジャンガリアンハムスターに似ていますが(体長約7~13cm)、より野生味が強く、気が強い、噛みつきやすい傾向があると言われています。好奇心旺盛で活発な点はジャンガリアンハムスターと同様です。カラーバリエーションもジャンガリアンハムスターと同様で非常に豊富。野性味が強いため、単独飼育推奨です。
- 平均寿命: 約1.5年~2.5年
- 飼い方・お世話のポイント:
- ケージ: ジャンガリアンハムスターと同程度のサイズでOK(最低でも幅40cm×奥行き30cm~)。回し車等、運動できる環境を整えましょう。
- 食事: ジャンガリアンハムスターとほぼ同様です。ペレット主食でバランス良く与えましょう。
- 掃除: ジャンガリアンハムスターと同様、清潔を保つことが大切です。
- 触れ合い: 人に慣れにくい個体も多く、噛みつくことがあるため注意が必要です。初心者や小さなお子さんがいる家庭では、触れ合いは慎重に行うか、観賞中心になる可能性も考慮しましょう。焦らず、時間をかけて信頼関係を築くことが重要です。
- 初心者へのおすすめ度:
- 理由:ジャンガリアンハムスターより気性が荒い傾向があり、噛み癖が出やすいため、初心者には扱いにくいです。
- 注意点:噛みつきへの注意と覚悟が必要です。時に噛まれてけがをすることも…。触れ合いを重視する人には不向きな可能性があります。
ロボロフスキーハムスター:最小&最速!観賞向きの妖精


- 性格・特徴: ハムスターの中で最も体が小さく(体長約7~10cm)、非常に臆病で警戒心が強い種類です。動きが非常に素早く、「最速のハムスター」とも呼ばれます。複数飼育が可能な場合もありますが、相性次第で難しく、基本は単独飼育が無難です。
- 平均寿命: 約2年~3.5年(比較的長生きな傾向も)
- 飼い方・お世話のポイント:
- ケージ: 体が小さくても運動量は多いので、床面積の広いケージ(幅40cm×奥行き30cm~)を用意しましょう。非常にすばしっこく体が小さいため、金網ケージで飼育の場合は網目が細かいものを選ぶか、水槽タイプやプラスチックケージなど、脱走の心配が少ないものを選ぶのが必須です。
- 食事: ペレットが主食です。
- 掃除: 体は小さいですが、ケージを清潔に保つことは同様に重要です。
- 触れ合い: 人に慣れにくく、捕まえたり手乗りさせたりするのは非常に困難です。基本的には「見て楽しむ」観賞向きのハムスターと考えましょう。無理な触れ合いは強いストレスを与えます。
- 初心者へのおすすめ度:
- 理由:臆病で素早く、触れ合いがほぼできないため、初心者がイメージするハムスターとの関わり方が難しいです。動きが非常に素早く、脱走したらなかなか捕まえられません。脱走対策もかなり重要になります。
- 注意点:触れ合いは期待しない方が良いです。脱走対策は徹底しましょう。



こうみるとやっぱりゴールデンハムスターが一番初心者におすすめだね!
ハムスター種類別比較表|性格、寿命、触れ合いやすさ
ハムスターの種類と各項目の情報を以下にまとめました!
項目 | ゴールデンハムスター | ジャンガリアンハムスター | キャンベルハムスター | ロボロフスキーハムスター |
---|---|---|---|---|
大きさ | 大 (15-20cm) | 小 (7-12cm) | 小 (7-13cm) | 極小 (7-10cm) |
性格(傾向) | 穏やか、人懐っこい | 活発、好奇心旺盛 | 活発、気が強い傾向 | 臆病、非常に素早い |
平均寿命 | 2-3年 | 2-2.5年 | 1.5-2.5年 | 2-3.5年 |
ケージ目安(最低) | 幅60cm奥行45cm~ | 幅40cm奥行30cm~ | 幅40cm奥行30cm~ | 幅40cm奥行30cm~ |
飼育形態 | 単独のみ | 単独推奨 | 単独推奨 | 単独推奨 |
触れ合いやすさ | 比較的容易 | 個体差あり | 難しい場合あり | 困難 |
初心者おすすめ度 |



基本的にはどのハムスターも単独飼育がおすすめ!
オス、メスを一緒にすると、ものすごい勢いで繁殖します。手に負えなくなるケースもあるので注意しましょう!
ハムスターの基本的な飼い方|ハムスターはストレスに弱い
種類に関わらず、ハムスターの飼い方には共通した大切なポイントがあります。
迎える前の準備
必要なものを事前にチェックしましょう!
ケージ、回し車、給水器、餌入れ、巣箱、トイレ(+トイレ砂)、床材、かじり木、移動用キャリーケース、餌、おやつ
ケージの設置場所
静かで、直射日光が当たらない、温度変化の少ない安定した場所に置きましょう。音に敏感な子も多いのでテレビの近くや、ドアのそばなどは避けましょう。また、エアコンの風が直接当たるような場所も避けたほうが良いです。



湿気にもあまり強くないので、そこも気をつけないといけないですね。
毎日の健康チェック
食欲、元気、毛並み、目、鼻、お尻周りなどを毎日チェックしましょう。触ることができるハムスターなら、毎日適度に触れ合って、変化がないかを確認をしてください。下痢、食欲不振、ぐったりしている、脱毛、腫瘍などは病気のサインです。ハムスターを診てくれる動物病院を事前に探しておきましょう。



私たちまるまるハウスは、毛並みの状態で調子の良し悪しを判断することもあります!いつもサラサラなのに変にゴワゴワとしていたら、体調が悪いことが多いよ!
ストレスを与えない
大きな音、頻繁なケージの移動、無理な触れ合い、睡眠不足などはストレスの原因になります。私たちが思っている以上にハムスターは臆病な動物です。静かで落ち着ける環境を用意してあげましょう。
ハムスター飼育 よくある質問(FAQ)
ハムスター飼い初心者の方からよくいただく質問にお答えします!
Q1. ハムスターは懐きますか?



ゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターは比較的慣れやすいですが、キャンベルハムスターやロボロフスキーハムスターは難しい傾向があります。種類や個体差によりますが、根気よく優しく接することで、飼い主さんを認識し、手からおやつを受け取る程度にはなることが多いです。焦らず、その子のペースに合わせましょう。
Q2. 臭いは気になりますか?対策はありますか?



ハムスター自体は体臭が少ないですが、オシッコの臭いはあります。特に床材は掃除を怠ると臭いますが、こまめなトイレ掃除、床材交換、消臭効果のあるグッズの使用でかなり抑えられます。
Q3. 複数で一緒に飼えますか?



基本的に単独飼育が原則です。 怪我で流血、共食いの危険があります。複数飼育は相性問題やケンカのリスクが高く、初心者には特におすすめできません。安全のため1ケージに1匹で飼いましょう。
Q4. 夜行性って聞きましたが、昼間はどうすればいいですか?



はい、主に夕方から朝方に活動します。昼間は寝ていることが多いので、無理に起こさず、静かにしておきましょう。お世話や触れ合いは、ハムスターが起きている時間帯に行うのが理想です。
Q5. 飼育にかかる費用はどれくらいですか?



初期費用(ケージ・用品・本体)で1万円~2万円程度です。毎月の費用(餌・床材等)で1,000円~2,000円程度。加えて、医療費がかかる可能性も考慮しましょう。
Q6.トイレの場所は覚えるの ?



特定の場所を選んでする子がいるよ。トイレ(砂場)を導入する際に、おしっこがついた床材をトイレに入れて匂いをつけると覚えてくれやすくなるよ。すぐには覚えられないので、気長に見守ってあげましょう。
まとめ:あなたとハムスターの幸せな生活のために


ハムスターには、ゴールデンハムスター、ジャンガリアンハムスター、キャンベルハムスター、ロボロフスキーハムスターなど、様々な種類があり、それぞれに個性的な魅力と、飼い方のポイントがあります。
触れ合いを楽しみたい初心者 → ゴールデンハムスター、ジャンガリアンハムスター
少し変わった子をお迎えしたい(扱いに注意が必要) → キャンベルハムスター
見て楽しむのがメイン、触れ合いは求めない → ロボロフスキーハムスター
見た目の好みだけでなく、性格の傾向、お世話の手間(ケージの大きさ、掃除)、触れ合いの可否、そして寿命などを総合的に考え、ご自身のライフスタイルや性格に合った子を選ぶことが、ハムスターにとっても飼い主さんにとっても幸せな関係を築く鍵となります。
どの種類の子をお迎えするにしても、一つの大切な命です。適切な飼い方を学び、愛情と責任を持って、最後まで大切にお世話をしてあげてくださいね。
ペットホテルまるまるハウスからのお知らせ
当店では、ハムスター(ゴールデンハムスター、ジャンガリアンハムスター、キャンベルハムスター、ロボロフスキーハムスター等)をはじめ、様々な小動物のお預かりも承っております。「旅行や帰省の間、飼い方に慣れたスタッフに安心して預けたい」そんな時は、ぜひお気軽にご相談ください。大切なペットが快適に過ごせる、安全な環境をご用意してお待ちしております。
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