- 「愛犬の健康を一番に考えたいけれど、どのフードが本当に良いのか分からない」
- 「ネットの口コミはバラバラだし、成分表を見ても自分の子に合う正解が分からなくて不安……」
大切な家族である愛犬の食事選びは、飼い主様にとって最も大きな悩みの一つ。
お散歩担当ゆうき国内産、海外産、色々なフードがあって何が正解か分からないよね。どうやってそんな不安を解消したらよいかな?



自分に答えがなかったら他の人の意見を聞いてみるのが良いよ!他の飼い主さんが買っているフードを知ることが不安を解消するきっかけになるかも!
ペットホテル『まるまるハウス』では、毎日たくさんのわんちゃんをお預かりし、一頭一頭の体調や食欲に合わせた丁寧なお世話を行っています。
たくさんのわんちゃんそれぞれの個性があるように、食べているフードも千差万別です。私たち『まるまるハウス』は、毎日わんちゃんのフードに触れているので、SNSやネットの偏った情報にはない本当の人気商品を知っています。
この記事では、実際にお預かりした400頭以上のわんちゃんのペット情報や飼い主さんからいただいた情報から、失敗しないフードの選び方、人気ドッグフードとその特徴や価格の目安が分かります。
この記事を読み終える頃には、愛犬にぴったりの一皿を自信を持って選べるようになり、愛犬の毛並みや元気な姿にさらなる喜びを感じられる毎日が手に入るはずです。
失敗しない!愛犬に合うドッグフードの選び方4つのポイント


ドッグフードを選ぶ際、パッケージのイメージや価格だけで決めてしまうのは禁物です。
まずは以下の4つのポイントをチェックしましょう。
- ライフステージ(年齢)に合わせる
子犬(成長期)、成犬(維持期)、老犬(シニア期)で必要なカロリーや栄養バランスは大きく異なるため。 - 主原料の質を確認する
原材料表の最初に「鶏肉」「サーモン」など具体的な名称があるものが◎。 - 添加物の有無を確認する
合成着色料や香料、強力な酸化防止剤(BHA等)が不使用のものが安心。 - 愛犬の悩み(個体差)に寄り添う
アレルギー、体重管理、涙やけなど、その子その子の悩みによってフードを選ぶことが大切。
【一目で比較】まるまるハウス統計!人気フード10選まとめ表
ではさっそく『まるまるハウス』の情報カードから得られた人気フードを見ていきましょう!
やはり獣医師推奨の「ロイヤルカナン」、自然素材を使っている「ニュートロ シュプレモ」は強いですね。
| 順位 | 商品名 | 主な特徴 | 価格目安(1kg込) | こんな子におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ロイヤルカナン | 犬種別の粒形状まで設計された精密栄養学 | 1,500円〜2,500円 | 特定犬種の健康を極めたい子 |
| 2位 | ヒルズ | 遺伝子レベルで健康を考える予防医学 | 1,200円〜2,000円 | 体重管理や関節ケアを重視する子 |
| 3位 | ニュートロ シュプレモ | 15種類の自然素材によるホリスティック栄養 | 1,800円〜2,800円 | 自然派素材と食いつきを両立したい子 |
| 4位 | コンボ | 室内犬好みの嗜好性とソフト食感 | 600円〜1,000円 | グルメな子・コスパを重視したい方 |
| 5位 | ソルビダ | オーガニック素材&プロバイオティクス配合 | 3,500円〜4,500円 | 添加物や農薬残留が特に心配な子 |
| 6位 | プロマネージ | 室内犬のライフスタイルに特化した栄養設計 | 1,200円〜1,800円 | 毛並みや排泄物の臭いをケアしたい子 |
| 7位 | カナガン | 高ME(379kcal)で給餌量を抑えられる肉主体 | 約2,500円 | 活発な子・穀物アレルギーがある子 |
| 8位 | モグワン | チキン&サーモンの良質なオメガ3脂肪酸 | 約2,800円 | 皮膚・被毛の美しさを保ちたい子 |
| 9位 | アカナ | 肉含有量最大75%の生物学的に適正な食事 | 2,500円〜3,500円 | たくましい筋肉と体格を作りたい子 |
| 10位 | このこのごはん | 日本の小型犬の涙やけ・臭いに特化した国産 | 4,000円〜6,000円 | 涙やけが気になる超小型・小型犬 |
まるまるハウスのみんなが選んだ人気フード10選の詳細
第1位:ロイヤルカナン(ROYAL CANIN)


「精密栄養学(プレシジョン・ヘルス・ニュートリション)」の最高峰
犬種ごとの「顎の形」や「噛む力」に合わせて粒(キブル)の形状まで変えるなど、物理的な適合性にまで踏み込んだ設計が最大の特徴です。
消化率90%以上の超高消化性タンパクを採用し、お腹の弱い子にも定評があります。
動物病院などで推奨される療法食や栄養補完食としても高い支持を得ており、ISO等の国際基準に準拠した工場で製造され、成分表示の透明性が高い点も魅力です。
ただし、植物性原料が多めのレシピもあるため、穀物アレルギーが気になる場合は原材料の確認が必要です。
第2位:ヒルズ サイエンス・ダイエット


「ニュートリゲノミクス」による最先端の予防医学
「栄養が遺伝子の働きにどう影響するか」を研究する予防医学の視点から、肥満ケアや関節の健康維持に強い独自のラインナップを展開しています。
特定の病気や症状に対応する療法食(プリスクリプション・ダイエット)の分野で有名であり、毎日の健康管理の土台をしっかり整えたい方におすすめです。
科学的根拠を重視する飼い主様に根強い人気があります。
第3位:ニュートロ シュプレモ


15種類の自然素材によるホリスティック栄養
肉や魚、野菜、果物など、自然素材の組み合わせ(ブレンド)によって栄養価を高める設計。
人工的な添加物を抑えつつ、抜群の食いつきを実現しています。
酸化防止剤や着色料は使用せず、天然由来のミックストコフェロール等を使用しているため安全性が高く、AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準もクリアしています。
第4位:コンボ(COMBO)


室内犬好みの嗜好性とソフト食感
日本の住宅事情に合わせた室内犬用フード。
サクサクした粒にフリーズドライのトッピングが混ざっており、グルメなわんちゃんや、コスパを重視したい多頭飼いの家庭で選ばれています。
近所のホームセンター等で手軽に安価で購入できる点が大きなメリットで、通常のフードよりも水分量が多い、水分量20%以下の基準で作られているセミウェットタイプのフードです。
主原料がトウモロコシや小麦粉などの穀物であり、複数の着色料や合成保存料が使用されている点には留意が必要です。
第5位:ソルビダ(SOLVIDA)


オーガニック素材&プロバイオティクス配合
USDA(米国農務省)認定のオーガニック素材を主原料に使用。腸内環境を整える乳酸菌が配合されており、化学肥料や農薬の残留を気にする健康志向の飼い主様に支持されています。
原材料の70%以上にアメリカのオーガニック認証機関(オレゴンティルス)の厳しい認定を受けた食材を使用しており、日本輸入後にも厳しい品質チェックが行われます。
アレルギーに配慮したグレインフリー(穀物不使用)で、代わりに栄養価が高く消化に配慮した豆類を使用しているのも特徴です。
第6位:プロマネージ


室内犬のライフスタイルに特化した栄養設計
ウォルサム研究所の知見に基づき、運動量の少ない日本の室内犬に合わせて低脂肪・低カロリー設計がなされています。毛並みのケアや便臭の軽減にも力を入れています。
第7位:カナガン(CANAGAN)


高エネルギー密度による「効率的な体づくり」
チキンを50%以上使用した高タンパク設計。穀物不使用(グレインフリー)で、代謝エネルギー(ME)が高いため、少ない食事量でも十分な栄養を摂取できるのが特徴です。
チキン生肉や乾燥チキンなど良質な動物性タンパク質を豊富に含み(タンパク質29%以上、脂質15%以上)、活発な愛犬や少食の犬に特に向いています
第8位:モグワン(Mog Wan)


チキン&サーモンの良質なオメガ3脂肪酸
良質なタンパク源をバランスよく配合。皮膚や被毛の健康をサポートするオメガ3脂肪酸が豊富で、「涙やけが気になる」「毛艶を良くしたい」という飼い主様に選ばれています。
グレインフリーかつ香料・着色料不使用で、イギリスの厳しい品質基準をクリアした工場で製造されており、100万人以上の愛犬家に選ばれた高い実績と信頼性があります
第9位:アカナ(ACANA)


肉含有量最大75%の生物学的に適正な食事
「犬が本来食べていた食事」を再現。
新鮮な肉を豊富に使い、野菜や果物も丸ごと使用。パワフルで筋肉質な体格を目指すわんちゃんに最適です。
動物性原材料の配合比率を50〜75%程度に抑えることで、一般的な室内飼いの犬にも与えやすい栄養バランス(タンパク質25〜35%程度)を実現しています。
人工添加物不使用のグレインフリーフードです。
第10位:このこのごはん


日本の小型犬の涙やけ・臭いに特化した国産
日本の住環境で暮らす小型犬特有の悩みに寄り添っています。オイルコーティング不使用で、天然のかつお節による優しい香りが魅力。涙やけが気になる超小型・小型犬に特化したプレミアムフードです。
主原料に鶏肉(ささみ、胸肉、レバー)、鹿肉、まぐろなど複数の良質なタンパク質を使用しています。
さらに、モリンガや青パパイヤなどのスーパーフード、乳酸菌を配合しており、老廃物を溜め込みにくくする体質づくりから涙やけをサポートします。
低タンパク・低脂質な設計で、小麦グルテンフリーのため、運動量の少ない小型犬に最適なバランスです
SNS評価より大切な「わんちゃんファースト」の視点


最近ではSNSなどで特定のフードを批判したり、「〇〇が入っているからダメ」といった極端な意見を耳にすることが増えました。
しかし、現場経験を通して強く感じるのは
「ネット上の正解が、あなたの愛犬の正解とは限らない」
ということです。
犬はデンプンを消化できるように進化している
最近のトレンドとして、グルテンフリー、グレインフリーなど、なんとなく体に良さそうな響きの言葉が前面に押し出され、「犬は肉食だから穀物は不要」という説がありますが、これは最新の科学的研究によって塗り替えられています。
2013年に学術誌『Nature』で発表された研究(Axelsson et al.)によると、犬はオオカミと比較して、デンプンの消化に関わる遺伝子(AMY2B)が著しく増加していることが判明しました。
適切に調理された穀物やデンプンは良質なエネルギー源になり得ます。
膵臓から分泌され、デンプンを糖に分解する消化酵素「アミラーゼ」を作るための設計図となる遺伝子。
犬はこの遺伝子を多く持つことで、人間との生活に適応し、炭水化物を効率よくエネルギーに変えられる雑食に近い体へと進化したと考えられています。
「高いフード=良い便」とは限らない
便の状態は、価格よりも「体質やアレルギーとの相性」に大きく左右されます。
どれほど高価なフードでも、その子に合っていなければ良い便にはなりません。
ネットの情報に左右されすぎず、愛犬が好きなフードは愛犬が選ぶという意識を持ち、目の前の愛犬の状態(便や体調)を見て判断することが重要です。
愛犬にぴったりの「給餌量」はどう計算する?


良いフードを選んだら、次は「どれくらいの量を与えるか」が重要です。
パッケージの裏面にある表はあくまで平均値。愛犬の個体差に合わせた計算式をご紹介します。
ステップ1:安静時エネルギー要求量(RER)を出す
まずは、わんちゃんが何もしなくても消費するエネルギー量を計算します。


ステップ2:1日あたりのエネルギー要求量(DER)を出す
愛犬の状態に合わせた「係数」をRERに掛け合わせます。


| 愛犬の状態 | 係数 |
| 成犬(避妊・去勢済み) | 1.6 |
| 成犬(未避妊・去勢) | 1.8 |
| 中年齢~高齢犬 | 1.1~1.4 |
| 肥満傾向 | 1.0~1.2 |
| 子犬(成長期) | 2.0~3.0 |
ステップ3:1日のフード量を出す
最後に、選んだフードのカロリー(ME)を当てはめます。


フードを食べない時の向き合い方
「きちんと計算して適した量を出しているのに食べない」そんなお悩みを抱える飼い主さんが最近は増えました。
結論からお伝えすると「無理に食べさせない」というのが『まるまるハウス』の意見です。
当店でもフードをふやかして香りを立たせたり、当店で作っている自家製鶏肉ジャーキーをトッピングしたりして様子を見ることがありますが、「食べない」ということよりも「原因を探る」ことの方が重要です。



実はフードそのものではなく食べる環境が原因であることも多いよ。
よくある原因1 刺激の多い場所で食べている
『まるまるハウス』でも、他のわんちゃんが近くにいる刺激の多い場所では食べられない子が、ケージの中などの落ち着いた環境に移した途端、安心して食べ始めることがあります。
ご飯に集中できないほど刺激が多い場所になっていないか、見直してあげることも大切です。



視覚的に刺激が少ない環境ももちろん大切だけど、犬は「嗅覚の動物」だからね。
- ダイニング、キッチンからおいしい匂いがしていないか
- フード以外の強い匂いがして嗅覚が鈍るような環境ではないか
というのも非常に重要です。
よくある原因2 食べにくい姿勢で食べている
食べている最中に食器が滑って動いてしまったり、お皿の深さや大きさが体格に合っていなかったりするなど、「食べにくい環境」になっていることも原因になります。
加齢や病気、関節の痛みなどで身体的な首を下げて食べる体勢が身体的に辛い場合もあるため、その場合は体高に合わせた食事台(フードボウルスタンド)を使用することがおすすめです。
賢いフード選びと「ローテーション」のすすめ
プレミアムフードはエネルギー密度が高いため1日の給餌量は少なくて済みます。コストは「1kgの価格」ではなく「1日の食事代」で考えましょう。
また、安易にトレンドの「グレインフリー」を選ぶのではなく、今の愛犬に必要なものを考えることが重要です。
まるまるハウスでも、食が細り体力が落ちていたシニア犬が、「お米」を食べ始めたことで食欲と便の状態が戻り体力を取り戻したという事例があります。
流行に縛られすぎず、まずはしっかりカロリーを摂取して体力を維持することの大切さを身をもって実感しました。
また、フードを複数試してローテーションすることも大切です。
- 観察期間
フードの影響は2週間ほどで出てくるため、体調不良がなければ1ヶ月ほど食べて様子を見てください。 - 災害への備え
食べられるフードが増えると、万が一特定のフードが手に入らなくなった際も代用できます。災害時に愛犬を守ることにもつながります。
まとめ:愛犬の笑顔は毎日の「食」から


最後に、この記事でお伝えした大切なポイントを「答え」としてまとめます。
- 「正しいフード」は愛犬自身が決める
ネットの評判よりも、愛犬の「食いつき」と「便の状態」を1ヶ月間しっかり観察することが、その子にとっての正解を見つける唯一の方法です。 - 科学的根拠(AMY2B遺伝子)を知る
犬は進化の過程でデンプンを消化できるように適応しています。穀物=悪という極端な意見に惑わされず、良質なエネルギー源として捉えましょう。 - 「環境」と「体調」をセットで考える
食べない時はフードの種類を疑う前に、リラックスできる環境かどうかを確認してください。また、成長や加齢による「食べない選択」を尊重することも大切です。 - 正確な「給餌量計算」を習慣にする
肥満や栄養不足を防ぐため、パッケージの目安だけでなくRER/DERの計算式を用いて、愛犬の「今」に必要な量を割り出しましょう。 - もしもの時の「選択肢」を広げておく
日頃から複数のフードに慣れさせるローテーションを行うことで、体調管理だけでなく災害時の食のリスクを最小限に抑えられます。
愛犬に合うフード選びは、単なる栄養補給ではなく、「愛犬と長く元気に過ごすための投資」です。
溢れかえる情報に振り回される必要はありません。大切なのはSNSの画面ではなく、目の前で尻尾を振っている愛犬をしっかりと見ることです。
犬の進化の歴史が示す通り、わんちゃんには多様な食事を受け入れる力があります。適切な量を計算し、愛犬の反応を信じて、世界でたった一つの「最高の一皿」を見つけてあげてください。
「うちの子にはどれがいいかな?」と迷ったら、いつでもお気軽に『まるまるハウス』へご相談ください。私たちは、飼い主様と一緒に、愛犬にとっての「正解」を探すお手伝いをいたします。











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